どうもこんにちは。せきうです。
今回は神奈川県小田原市と箱根町を結ぶ「小田原箱根道路」の原付通行について情報をまとめます。
小田原箱根道路とは
小田原と箱根を結ぶ2.2kmの国道1号線のバイパスであり、小田原厚木道路(以後「小田厚」と略称)・西湘バイパスと箱根新道の連絡道路として2005年に暫定開通しました。
その後、2015年に箱根湯本方面へ抜ける道が完成し、車線も2車線から4車線となりました。
ちなみにこの道路は自動車専用道ではありません。また上下線ともに一般道(国道1号線)から入場、退出することが可能です。
つまりは原付での走行も可能??
と思われがちですが、結論を言いますと、
上り線はOKだけど、下り線はNG
という変な交通ルールになっております。Googleマップで現場を確認してみましょう。
現状確認(Googleマップ)
まず下り線の入口(箱根町山崎)
歩行者および軽車両は進入禁止となっていますが、原付の通行に関する規制はありません。
後で詳しく説明しますが、箱根口I.C(風祭)までは原付での走行が可能となっております。
次に上り線の入口(小田原市風祭)
上の高架は箱根湯本方面から小田厚と西湘バイパスに合流するための道路です。
左側へ逸れる形で入場しますが、標識にご注目ください。
こちら側だけなぜか125cc以下の自動二輪・原付に関する記載があります。
この先には西湘バイパス上り線へ入るための入口もあるのですが、こちらにはしっかり自動車専用道の標識があります。
これはどうゆうことなのか、小田原警察署に確認をとりましたところ以下のような回答を頂きました(原文ママではありません)。
・小田原箱根道路は自動車専用道路ではない。
・しかし下り線は安全上の観点から125cc以下の自動二輪・原付の走行を規制している。
・上り線については上記のような規制はしていないが、十分に注意して走行して欲しい。
とのことでした。
確かに小田厚、西湘バイパスから流れてくる車はスピード出てますからね…。
ちなみに各路線の制限速度は以下の通りです。
・箱根新道・小田原箱根道路 → 50キロ
小田厚なんかは特に直線でスピードが出やすいことで有名ですよね。ええ。
小田原箱根道路(上り線) 原付の走行ルートについて
では実際に上り線を原付で走る際のルートと注意点について説明します。
※走行を推奨するものではありませんのでご了承ください。
※走行速度が50キロ程度になりますので、不安な方は国道1号線をご利用ください。
まずは箱根湯本方面から小田原方面へ向かいます。
歩道橋と大きな青看板を過ぎると車線が分岐しますので、上り線を直進します。
景色の良い高架をしばらく進んだ後、途中から左車線が増えます。
正面のトンネルに到達する前に赤い点線へ向かって車線変更してください。
なお左車線からは箱根新道下り道のブレーキ地獄から解放された自動車が猛スピードで走ってきます。後続車には十分ご注意を。
トンネルを抜けてすぐ車線が分断されます。
落ち着いて赤い点線について行けばOK。
しばらく走ると左側に向かって矢印が現れます。矢印と赤い点線に従ってバイパスを降りてください。
このまま下って、箱根口I.C交差点にて国道1号線に合流します。
かねふく明太子の広告看板が見えますね。一安心。
以上で小田原箱根道路の原付走行の説明を終わります。
ご覧いただきありがとうございました。
<参照>